ボルる、ボルるとき、ボルれば
皆さんこーんばーんわー! \こーんばーんわー!/ オチャケを飲んだときに放送されがちな鱧らじのお時間です。久しぶりですが宜しくお付き合い下さい。
🐟「早速ですがお便りから。日本在住の女帝さんから。いつもお便り頂いてます!ありがとうオリゴ糖!」
🐻「…今日はお家に帰れるんですよね?」
🐟「いつも帰ってますよ!今日も昨日もちゃんと帰れました✨」
🐟「続いてのお便り」
??「この前鱧さんが帰れなくて乗り過ごした挙げ句、翌朝花見で酒を飲んでるのを見ました。おかしくない?おかしいよね??元気すぎませんか??」
🐟「タクシー使わなければセーフですセーフ!いやー、まさか16時から飲んであそこまで潰れるなんて思ってませんでした!トラバース祭りしてたからですかね、回るの早かったです!金曜日飲みサイコー(ᕗ՞▿՞)ᕗ」
🐟「最後のお便りです!」
??「安西先生…傾斜を…登りたいです…」
🐟「練習するぞ練習するぞ練習するぞ練習するぞ!傾斜は慣れていないとどうしても難しいですよね?あの人達はどうして登れるか全く判らん、みたいになります。しゃーないです、まだ始めたてなんですから!少し解説しますね!」
傾斜の難しさは、何といっても自分の背中側に引っ張られる重力にあるでしょう。重力によって腰から背中が引っ張られて、腕で何とか耐えようとするけど落ちる、ってのがあるあるパターンじゃないかなって思います。
傾斜の中でも、ルーフと呼ばれる天井向いて登るような壁は顕著ですよね。慣れてない内はたぶん耐えられないです。あんな壁は練習するには向いてないので、出来れば110度から120度くらいの緩傾斜から強傾斜の間くらいの壁が良いんじゃないかなと思います。言われなくてもそうする?デスヨネー
基本的な動き方を部位別に言いますと、意識しがちな手は出来る限り肘を畳まず、伸ばすような姿勢が良いです。常に腕を畳んで耐えようとすると、あっという間に腕力や握力が消えます。オラウータンのように、出来る限り手を真っ直ぐ伸ばす、鉄棒に両手でぶら下がったら腕が伸びきるような体勢になると思いますが、あんなイメージを持って下さい。
傾斜で大切なのは足になります。腕の細い筋肉では身体の全体重は支えきれないので、太ももやふくらはぎのような太い筋肉で体重を支えてあげます。当然ですが、人間、空には浮けないので、足を壁やホールドに引っ掛けておかないと踏ん張れません。なので常に足は左右どちらかをホールドに乗せておく意識を持って下さい。足で踏ん張って身体の体重をつま先に受けさせるイメージになります。
手と足の動きというか、姿勢について説明したので、次は登り方でしょうか。傾斜の登り方の基本は、側対(そくたい)と呼ばれる動きになります。具体的なムーブの名前としては、ダイアゴナルです。反対の意味を持つワードは正対(せいたい)になります。
正対は梯子登りをまさに体現したムーブで、右手を伸ばして次のホールドを取るときに右足を起点(軸)にして取りに行くムーブです。これは比較的日常生活の中で無意識に行う動きなので、わざわざ説明しなくても誰もが出来ます。
逆に側対ですが、日常生活では使う場面が限られていて、自然には出てこない動きです。なのでボルに慣れてない方に説明すると、100%意味不明何言ってんのこの魚、みたいな目で見られます(ゾクゾク)。
日常生活だと何があるかなー。落っことした消しゴムを拾うときに、横着してしゃがまない姿勢をとろうとすると、右手の反対側の左足がぴよんって伸びませんかね。もしくは平均台みたいなとこに片足で立って、左に上体が傾いたら右足を振り子のように右側に上げて、バランスを取るみたいな。このバランスを取る動きを「カウンターを当てる」ってボルでは言うのですが、側対はこのカウンターを当てる動きをひたすらにやり続けるムーブになります。
なので右手で次のホールドを取りに行きたいなら、日常生活でカウンターを当てる要領で反対側の足を上げます。右手を出すなら、右足を踏んだまま右つま先は左向き、左足は壁を蹴るイメージで左上に上げてバランスを取ります。この状態を作り出すのが初めての人には難しくって、何言ってんの??てなってたら正解です。そんなもんです。
私は説明するときに、アルファベットのKの字を作るようにしてねって言います。右手を持ち、左足は真っ直ぐに立ち、右足は少し右上にカウンターを当てる。その状態にしたら真上に向いてる左手を左上に伸ばして取りに行く感じ。ほら今坐ってるなら立って、Kの字を作って見て下さい。左手を左上に限界まで伸ばそうとすると、自然と右足が右上に上がるはずです。身体がバランスを取りたいからね。そういう動きが傾斜攻略には大切です。
さて、なぜ側対が傾斜攻略に必要なのか?簡単に言えば、傾斜壁での正対はパワーを使うのでツライ、ということに尽きます。側対のメリットは色々あるんだけど、カウンターを当ててる足で壁を蹴ることによって取りに行きたい方向へ推進力を稼げること、側対をしっかりやることで腰(重心位置)が壁に寄りやすく腕にかかるベクトルの量が減ること、腰が壁に寄りやすいことで正対よりも遠くのホールドを取りやすいこと、等が挙げられるでしょう。特に前2つは腕のパワーを吸い取りやすい傾斜壁では、省エネムーブに繋がるのでとても重要です。
慣れてくると側対せずに壁を登るなんてとんでもない!!!になります。それぐらい楽に登れます。ただ悲しいかな、側対は誰かに教えて貰わないと慣れにくいので、常連さんやスタッフさん、もしくはお友達に教えて貰わないと時間がかかる気がします。オフボルも良いですよね、経験者いっぱいだし。
ちょっと長くなったし前段と後半で雰囲気違いすぎる記事になってしまったけど、傾斜壁でのムーブについての記事でごわした₍₍٩( ・ω・)و⁾⁾
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