初めてのスキー・スノーボード

1年ぶりの某鯖 あどべんとかれんだーへの参戦。このブログを書き始めたのはアドベントきっかけでしたね?まさかここまでダラダラ書き続けるとは。ボルダリングもそうですが、何がきっかけとなって、続けられるものが出てくるのか分かりませんね。更新あんまりしてないけど、これでものんびり210記事ぐらい書いてるんだよ(・◡ ˙)

さてさて、今回の記事は去年の記事「初めてのボルダリング(ここのリンク参照)」的に、あんまりやったことないんだよな~、でもわかんないんだよな~となりがちなウィンタースポーツ、スキーとスノーボードについて書いてみたいと思います。


1.どんなことやるの
まずはスキーとスノーボード共通な話から。ざっくり言えば、雪山の広いところ、ゲレンデと呼ばれるところを滑るのが基本です。ボルダリングと同じく、初心者から上級者向けまで色々なコースが作られています。コースの違いは、簡単に言えば「ゲレンデの横の広さ」と「斜面の角度」と「斜面の作り方(凸凹がある、ふわふわな雪のまま)」で分けられています。
横に広いなだらかな斜度を持つゲレンデは、特に初心者向けであり、斜度が緩い=スタート地点(最下部のリフト乗り場)から最も近いエリアに設定されています。練習するとしたらここになるでしょう、広くてふわふわ~っと滑れるので気持ちいいです。逆に中級者~上級者となると、スキー場のてっぺん、一番高いところ=斜度がきつい、山頂に近い=広さが取れないのでゲレンデの幅が狭い、といった高いところから滑り降りるのが楽しいでしょう。初めての人はあんまり高いところに登らないほうが良いかな…。中腹くらいで十分楽しめると思いますฅ(•̀ω•́๑)ฅ

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この写真は麓からの写真。左右に広い初心者用ゲレンデが広がっていますね。ビールが見える?気のせいですよ。


2.持ち物は?どうやって行けばいいの?
初めてだとしたらレンタル・リフト券付きのバスツアーや新幹線ツアーが良いと思います。関東、特に都心であれば、新宿駅発着の夜行バスが有名です。1万円しないんじゃなかったかな?夜中12時ぐらいに出発し、長野・新潟方面のスキー場に連れて行ってくれます。朝起きたらそこは雪国、みたいな感じ。イヤンホホしておけばバス車内で煩い人が居てもあんまり気にならないし、朝から夕方まで滑れるので楽しめます。
レンタルできる道具は、①板(スキー板orスノーボード)、②スノーウェア(上下)、③ブーツでしょうか。だいたい3点SETみたいになってるかな。
あと持参するものは、④ジャージやタイツなどの温かい下(現地で着替えできるのでジーパンなどを履いて行くのも可)、⑤Tシャツとウェアの下に着る長袖、⑥出来れば毛糸の帽子的なやつ、⑦スノーグローブ(レンタルに含まれることも)、⑧ゴーグル、ですかね。ボルダリングよりちょっと荷物多いかね~…。
新幹線でいくならきっと上越方面が多いんじゃないかな、新幹線降りたらすぐゲレンデ!ていうスキー場もある。とても近いので車で行くのがバカみたいに思えるけど、自分の板もって移動すると考えると、車のほうが楽だったりします。そこは人それぞれの好みで。


3.しゃー!滑るぜー!
昔だったら「初めて滑るときは、有料だけどスクールやってるから最初の1回は習ったほうが良いよ」なんて言っていたもんですが、今はYou Tubeでなにもかも見れる時代。スキー板の履き方、滑り方、リフトの乗り方、どれもYou Tubeにやり方が乗ってますもん…。凄いよね。なので細かい滑り方に関しては、私よりも上手いスキーヤー、スノーボーダーのYou Tube動画を参照いただけたらなって思います。

スキーかスノーボードのどちらが良いのか?は好みになるのですが、あまり運動得意じゃないかもなーな人はスキー、バランス感覚とかスケートなどが得意だよ~って人はスノーボードが良いでしょう。ただスノーボードは逆エッジといって、雪にボードが引っかかったときに頭を打つ可能性があるので、どちらかといえばスキーかなぁという印象。

スキーでもスノーボードでも、最初はゲレンデの下、レストハウス(入り口ぐらいにある休憩所)の近くで、まずは「滑る」って感覚を体験してみてください。怖くなるとお尻が落ちてきて、身体がかかとより後ろに倒れがちなんだけど、それは返って危ないから止めておこうね。基本姿勢は「かかとの真上ぐらいにお尻がある」くらい。膝は軽く曲げて前に出して、上半身リラックスしてスーッと滑る感じ。

なだらかなところで真っ直ぐ滑れるようになったら、次は曲がる練習。

スキーなら片方の足を踏ん張るように力を入れる。右足に力を入れると右足でブレーキかけるので左に曲がる。反対に曲がるのも同じ。よくスキー合宿なんかで「ハの字」にスキー板を置くんだよ~と言われると思うんだけど、ブレーキをかけるためにハの字にするのね。ハの字を作ったら、膝同士を少しくっつけるように内側に力を入れて、ブレーキをかけます。単にハの字作っただけじゃ止まらないのでその点だけ注意しましょう。あとはゆっくり、ハの字で右足に力入れる→曲がる→力抜く(少しスピード上がる)→左足に力入れる→曲がるの繰り返しでうねうね滑れるようになります。

ボードなら手を開いて、身体を前後にずらすことで曲がるのですが、この感覚はなかなか掴めないかもしれない。まずは斜面の下(麓側=谷側っていいます)をまっすぐ見て、膝を軽く曲げ、つま先を浮かせるイメージ&かかとに力を入れると、止まる。止まったら徐々につま先を下げていくと、かかとのブレーキが抜けてきて板がズズズーっと下におります。これが第1歩。これさえ出来れば怖い斜面でも滑れるっちゃ滑れる。
ずりずりっと降りれるようになったら、まっすぐ立った状態から右に身体を傾けると右に、左に傾けると左に水平移動します。電車でいう「スイッチバック」みたいに、さっきのズズズってやりながら右に左に滑るとさっきよりも楽に降りれるようになります。これを木の葉滑り、といいます。最初はここまでかもしれないけど、木の葉滑りが出来たらもう少し練習。止まった状態から左へ進む→かかとに力入れてスピード落とす→板を斜面と平行に→左足を左前に出すようにしつつつま先側へ体重移動→だんだん右に曲がる→そのままつま先に力入れたまま斜面の上(山頂側=山側)を見るまで曲がる、をやります。ゆっくりでいいです。はじめはゆっくり。左右どちらもやれるか試してみましょう。
出来るようになったら、今度は山側を見た状態で止まった状態→左へ進む→板を平行に→左足を谷側に回すようにしてかかと側へ体重移動→だんだん左に曲がる→そのままかかとに力入れたまま谷側をみる(スタートの姿勢と同じ)、という練習をします。スノボはこの動きの繰り返しです。


4.滑るときの注意点
スキー、スノーボードは雪山でのスポーツです。滑っているととても気持ちがよく、スピードも出るので爽快感(とスリル感)を味わえますが、その分危険がいっぱいです。次の点には気をつけましょう。

・スノーボードの脱落防止ロープは必ず足につける
長いスキー板にはビンディング(バインディング)と呼ばれるブーツと板を固定する金具に、気持ちばかりですが滑り止めがついてます。これにより、板が外れてしまったときに斜面の下まで飛んでいくのを防止しています。まぁ雪面の条件によったりして完璧な滑り止めではないんですが…ないよりマシって感じ。逆にスノーボードには何も滑り止めがついていません。そのため、通常であれば紐みたいなものが足の固定金具についています。これを自分の足に巻きつけておくんですね。これを必ずつけましょう。
座りながらボードを固定するときにうっかり手を滑らせてしまうことがあります。んで、このロープつけてないと、そのまま滑って斜面の真下までボードがもっっっっっの凄い勢いで落ちていきます。下にいる人の頭に当たれば大事故です。私もスキーやってるときに、誰かが落っことしたレンタルボードが飛んでいくのを何度も目にしてますし、危ないからって全力で追いかけて、ダイブして止めようとしても追いつけませんでした(斜度によりますが時速60-70kmくらい出てるはず..)。幸い人には当たりませんでしたが、ゲレンデから外れて谷底に I Can Fly!! していきました。弁償かなあれ。

・滑り出すときは上下左右を見てからスタート
斜面の上から板が降ってくることもあるし、ボードを追いかけて魚が凄いスピードで降りてくる事もあります。必ず上下左右を確認してからゲレンデに滑り出すようにしましょう。

・怖いと思ったら止まる。止まらないときは横に倒れる(転ぶ)
初心者コースなら基本ないんですが、谷底に板と一緒に I Can Fly!!! するわけには行かないので、スピードが出過ぎてるかな?と思ったり、怖くなったらとりあえず止まりましょう。止まりきれないときは横に倒れて転んでください。腕はダイレクトに雪面につかないように。スキーであるあるなのが、ハの字→ハの字の広いところにお尻つけて止まろうとする→ブレーキ(足の力)が抜けて止まらないのでそのままずるずる滑っていく、です。出来れば横に倒れましょう。

・コース外を滑っちゃだめよ
上手い人がロープくぐって滑ってたりしますがだめです。コース外滑ると遭難したり(マジに実例あるからね)、雪崩が起きて巻き込まれたりするからね。楽しく遊びましょう。



5.スキー・ボードの楽しみ方
滑ることももちろん楽しいものですが、滑ってばかりじゃ疲れてしまうし、そもそもそんなに滑れないし…。という方も多いでしょう。そんな方向けの楽しみ方の一例です。

①景色を楽しんでみる
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高いところに上がれば上がるほど綺麗な景色がみえるのですが、山頂だけが良い景色を見せてくれるかっていうとそんなことはありません。初心者コースの滑り出し地点、中腹のリフト降り場からでも雪山の景色を楽しむことが出来ます。天気にもよりますが、こんな景色見れたらスッキリしますよ。山頂は風が強い、ガスが出てる、ウェア着ててもとにかく寒いなんて事もあるので、山頂だけがスキー・ボードを楽しめる、初めては楽しめないってことはないですよ。


②リフトの時間でぼーっとする
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スマホ弄りたくなりますが初めて行く人は落っことすので弄らないほうが良いですよ(小声)。リフトに乗ると1回5分ぐらい、長くて10分ぐらいぼーっとする時間ができます。普段スマホポチポチ、PC画面みて目が痛い、なんて事も多いでしょうから、たまにゆっくりしてみるのも良いものです。あ、この写真ぐらい日差しが強いと、紫外線によって目がやられるので、ゴーグルかサングラスするのをお勧めします。

③温泉!!おんせーーーん!!
滑ったあとの温泉って最高じゃない???最高だよね???バスツアーで良かったなぁって思ったのは、確か野沢温泉だったかな。野沢菜ポリポリ食べて温泉入った記憶。夕方15~16時ぐらいにバスが都心に向かって出発するので、少し早く終わりにして、休憩所(兼温泉宿)でまったりしてました。今も同じところに行けるのか分からないけど、自分で運転したり、新幹線でいくなら、そういった楽しみ方も良いんじゃないでしょうか。菅平帰りのIC近くの温泉も良かったなー。やっぱこれ、イキカエルゥー。泊まりで温泉メインでいくなら万座温泉スキー場ですね、あそこは抜群に良いわよ。最高でした。

④おーどーるーきみーをみてー
ゲレンデで踊りましょう!...ってのは嘘です。最近はナイター営業のあとに花火を打ち上げてくれるスキー場もあります。日帰りだと見るのは厳しいけど、ちょっと凍える空気の中で見る花火ってのも良いもんですよ。


ちょっと慣れてくると、ゲレンデの圧雪(朝イチで雪をぎゅっぎゅっと固めてくれる)したあとに1番!!っていって滑ってみたり、ふかふかの雪を滑ってみてぶっ飛んで転んだり、コブコブを試しに滑ってみて1コブ目で弾かれて板外れたり、なんて楽しみ方もあります。私はスキーもボードもやるしね、その日の気分でこっち~って滑るのを変えれるのも1つの楽しみ。

なんとなくやってみようかな、と思っていただける方が居たら嬉しいわね。ということで締め切り30分前、間に合った。明日0時、公開ですฅ(•̀ω•́๑)ฅ(予約投稿) あなたがこの記事を見ているということは、私はもうこの世でビールを飲んでいるということですね・・・。

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